似五郎鮒/ニゴロブナ もう一回MerryChristmas!
2011年 12月 25日
仕事をしつつ、肩がこると一本、また一本と毛鉤を巻く。だけど釣り場に行くと使いたい毛鉤がろくにない。
先日届いた鮒寿司を食べよう。
魚をご飯と一緒に発酵させたもので、日本の寿司の原点なのだ。発酵することで酸味が出て酸っぱい。手っ取り早くご飯に酢を混ぜるようになるのはだいぶ後の話だ。
魚は何でも良いのだが、鮒寿司と言えば琵琶湖の固有種のニゴロブナだ。ゲンゴロウブナ(ヘラブナ)に似てるからニゴロブナ。そうだったのか・・。マブナより体高があってヘラブナとの中間ぐらいかなあ。
綺麗にスライスされてご飯と一緒に漬かっているよ。黄色いのは卵で子持ちブナを漬けてある。ご飯は発酵して粒もなくなりつつある。鮒寿司はこれで2度目かな。一回目は味見程度でよく覚えてない。実質初めて。
ご飯には強い酸味がある。もうこれは素晴らしいお酒のお供だ〜。
魚は風味があり旨みがある。心配していた発酵臭はほとんどなくさわやか。卵はほんのり甘みもある。本日はワイン。日本酒の方が良かったな。